国家資格の技能士で大別した場合
【塗装の種類 2種類】
建築塗装
建築物に色彩を持たせる目的(一般住宅、公共施設などの屋根や外壁など)
鋼橋塗装
鋼構造物の維持・保全を目的(川にかかる橋や歩道橋など)
【防水の種類 9種類】
改質アスファルトシートトーチ工法防水
トーチ工法は、建築物の屋上や地下外壁の施される防水層をトーチバーナーによる溶着施工で形成する工法です。
防水層を形成する材料には、合成繊維の不織布などを基材として、両面に改質アスファルトをコーティングした
2.5~4mm程度のシートを使用します。
アクリルゴム系塗膜防水
液状のアクリル樹脂などの高分子材料を下地に塗布し、防水層を形成する工法です。
紫外線からの保護や滑り防止などの目的に応じて専用の保護塗料(トップコート)を塗布して仕上げます。
セメント系防水
水性樹脂エマルジョンと無機紛体を混合したものを下地に塗布し防水層を形成する工法です。
シーリング防水
ガラスやサッシ,パネルなど建物を構成する様々な部材同士の隙間(目地)から雨水が侵入しないように,
シーリング材という不定形材料を充填する技術がシーリング防水です。
一般にはシーリングの他に、コーキング、シール等と呼ばれている場合もあります。
FRP防水
FRPは繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略称で、ガラス繊維などの強化材(補強材)で
補強されたプラスチック、という意味です。FRPは数々の優れた特性を持っており、例えば強度・耐水性・成型性が
優れていることから、船舶、水槽、バスタブ、波板、自動車、屋根材等として広く使用されています。
アスファルト防水
アスファルトを浸透・被覆した有機天然繊維製のフェルトやルーフィングを溶解アスファルトにより下地に接着積層し
防水層を形成した後、コンクリートやモルタルを表面に打設し防水層を保護する工法です。
合成ゴム系シート防水
加硫ゴムシートを接着剤や固定金具で下地に接着、固定する工法です。仕上げとして専用の保護塗料(トップコート)を
塗布して仕上げます。
塩化ビニル系シート防水
塩化ビニル樹脂を主原料とし、可塑剤を添加したシートを接着剤や固定金具で下地に接着、固定する工法です。
ウレタンゴム系塗膜防水
液状のウレタン樹脂などの高分子材料を下地に塗布し、防水層を形成する工法です。
紫外線からの保護や滑り防止などの目的に応じて専用の保護塗料(トップコート)を塗布して仕上げる工法です。